項目 |
達成目標 (平成26年度まで) |
4年間の具体的な成果 |
評価 |
少子・高齢化、子育てニーズへの適切な対応 |
旭区内の保育所待機児童をゼロに |
全市的には増加したが、旭区は保育所の新設・定員増などにより、待機児童数0(ゼロ)人を継続! |
A |
在宅介護を支える「小規模多機能型介護施設」を区内5か所に整備 |
昨年4月に希望が丘南地区(善部町)に事業所を開設。区内合計7か所に!(目標達成!) |
A |
ひとり暮らし高齢者世帯の見守り活動地区を区内5か所に拡大 |
旭北地区、左近山地区(ほっと左近山)、ひかりが丘地区で高齢者の孤立化防止のための事業を展開中。 |
B |
産科拠点病院の整備と事業所内保育施設の設置で切れ目のない子育て支援を実現 |
市内3か所に産科拠点病院を整備完了。 事業所内保育制度や学童保育などについて新制度で拡充予定。 |
A |
市民の安全・安心の確保と環境都市への取り組み |
地域レベルでの防犯・防災活動の推進とLED街灯を区内3000か所に設置 |
市民局の事業に加え、区独自でのLED街灯の設置促進で大幅増。現状:12,000か所!(目標達成!) |
A |
狭あい道路の区内10kmの拡幅整備 |
平成22〜26年度(2月末)の拡幅整備実績は、合計5.48km。善部町にて路線型での拡幅整備を実施中。 |
B |
駅周辺の喫煙対策の強化と帷子川の美化活動の推進 |
鶴ヶ峰駅・二俣川駅周辺での美化推進員を増員(4⇒6人)。帷子川の愛宕橋下流に新たな魚道を整備済。 |
A |
公用車への電気自動車の導入と充・dスタンドを区内10か所に設置(市の補助事業として) |
区役所に加え、土木事務所へ2台目の電気自動車を導入。区内の充電スタンドは、合計9か所に。 |
B |
活力あふれるまちづくり・議会改革の推進 |
コミュニティーバスなど地域ニーズに対応 した乗合交通サービスを区内2か所で運行 |
乗合バス「四季めぐり」は本格運行継続中。今後は採算性の向上を目指す。他地区でも区役所と調整中。 |
B |
旭区と東京方面を結ぶ「神奈川東部方面線」の計画的整備と横浜環状鉄道の検討促進 |
東部方面線は西谷までのトンネルが貫通。計画通り事業推進中。環状鉄道は事業性を高める方策を検討。 |
A |
二俣川駅南口の再開発と鴨居上飯田線都市計画道路)の同時整備で地域経済の活性化 |
二俣川駅南口は既存建物の解体工事着手。鴨居上飯田線は保土ヶ谷バイパス下、二俣川地区で道路工事中。 |
A |
地方議員年金の廃止と議会のあり方(報酬・ 行政視察など)検討で議会改革の断行 |
議員年金はH23年6月に廃止。議会基本条例を制定し(H26年4月施行)情報公開等について改革実現。 |
A |
【評価がBの項目について】 |
@ |
ひとり暮らし高齢者世帯の見守り活動地区を区内5か所に拡大
高齢化の進展に伴い、ひとり暮らしのお年寄りが孤立化し、さまざまな課題を抱えるようになっています。これまで、旭北地区などではモデル事業として地域の方々による見守り活動が行われていました。現在、このほかに左近山、ひかりが丘地区で高齢者の孤立化防止のための事業が展開されています。
一方、区内全域において各地域の民生委員や地域ケアプラザの地域包括支援センターが中心となり、ひとり暮らし高齢者等への定期的な訪問等が行われるようになりました。その結果、現在は全ての地区で高齢者を地域で支え合うネットワークづくりが構築されています。今後も連合町内会単位などで、地域でのふれあい・支えあい活動を進めていきたいと考えています。
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A |
狭あい道路の区内10kmの拡幅整備
旭区内の狭あい道路整備促進路線(早期に改善すべき道幅の狭い道路)は総延長62.2km(片側で124.4km)と横浜18区の中で最も長く改善も進んでいません。また、緊急車輌が通行できない、一般車がすれ違えないなど、地域の安全性や利便性に多くの課題があります。この狭あい道路解消のために10kmという目標を設定しましたが、実績は5.61kmにとどまりました。(平成22年度から平成26年度まで:善部町の路線型整備37mを含む)
これまでは、建物の所有者が立て替える時期を待って片側ずつ道幅を広げる(セットバック)方法でしたが、これではいつまでも改善されません。 今後は交差点と交差点の間を一体的に拡幅する路線型整備を地域とともに実現したり、セットバック後の空地に植栽や自転車等を置くことを防止する方策を検討することで、ひき続き旭区の狭あい道路の解消に努めていきたいと考えています。
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B |
充電スタンドを区内10か所に設置(市の補助事業として)
電気自動車の普及に伴い、EVやプラグインハイブリッド車向け充電スタンドを区内で10か所整備するよう求めてきました。 しかし、自動車メーカーの手厚い補助制度もあり、横浜市の補助事業が平成25年度末で終了したため、要望も25年度までとなりました。この25年度までの補助事業としての整備実績は区内で9か所となり、ほぼ目標に届くことが出来ました。 現在は、既に民間事業者が独自に設置している充電スタンドと合わせると区内で19か所程度となっており、今後も更なる設置数増が望まれています。また同時に、公用車への電気自動車・プラグインハイブリッド車の積極的な導入にも取り組んでまいります。
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C |
コミュニティーバスなど地域ニーズに対応した乗合交通サービスを区内2か所で運行
高齢化が進む上、山谷が多く駅まで15分で到達できない地域(交通不・ヨ地域)の多い旭区では、ミニバスにより地域を廻るコミュニティーバスのニーズが年々高まっています。
現在、旭区四季美台・今川町・本村町地区と最寄り駅である二俣川駅・鶴ヶ峰駅近傍を結ぶ、乗合バス「四季めぐり号」が本格運行されており、地域の方の足として買い物や病院、区役所への移動手段として広く利用されています。
他の地域でもコミュニティーバスを走らせてほしいとのニーズは寄せられていますが、地域交通サポート事業(市の事業)では利用者を増やすための地域住民の方々の協力が欠かせない点や独立採算が原則なため事業者の手が上がらないなどの課題があります。
今後は福祉的観点から運賃の補助を行うなど新たな制度を取り入れることにより参入への課題を克服し、他の地域でもコミュニティーバスが実現されるよう、引き続き取り組んでいきたいと考えています。
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